乙武洋匡氏が参院選に出馬表明 東京選挙区「完全無所属で」 6年前は女性問題で白紙に
作家でタレントの乙武洋匡氏(46)が19日、自身のYouTubeチャンネルで生配信を行い、今夏の参院選に東京選挙区から無所属で出馬することを明らかにした。
「参院選についてのご報告」と題し、乙武氏は「私、乙武洋匡はこの夏に行われる参議院選挙において、東京選挙区から、どの政党からの支援も受けることなく、完全無所属の立場で立候補します」と発表した。
16年には参院選の自民党目玉候補として同じ東京選挙区での擁立が検討されていたが、自身の女性問題で白紙となった。「私生活における不祥事で自ら道を閉ざしてしまい、情けない」と振り返った。
18年に声をかけられた義足プロジェクトの活動を続ける中で「誰かの役立っている喜び」を感じ、「6年前の思いが、もう一度強く、わき上がってきた」という。
「世の中にはいろんな境遇の人がいる。社会に多くの選択肢を増やしていくことで、生きづらさを抱えている人を解消していきたい」と力を込めた。
20日に都内で記者会見を行う。