れいわ山本太郎氏 蓮舫氏、生稲氏、乙武氏ら激戦の東京選挙区に殴り込み「ガチで言論でしばきに」
4月に衆議院議員を辞職し、今夏の参院選に出馬することを表明していたれいわ新選組の山本太郎代表(47)が20日、都内で記者会見を行い、東京選挙区から立候補することを明らかにした。すでに同選挙区での擁立を発表していた新宿区議でトランスジェンダーの依田花蓮氏(50)は差し替えとなり、全国比例区に回る。
4月の記者会見では「“指定席”が決まっているような所のイスをもぎ取りに行く」と宣言していた山本代表。大規模なリサーチの結果、東京選挙区での出馬を決断したといい「イチかバチかの戦いをするような状況ではないという結論に至った。間違いなく当選のラインに絡んでこれるような状態であろうということで、私自身が東京選挙区に立つということです」と自信をにじませた。
東京選挙区は立憲民主党の蓮舫氏(54)、自民党公認候補の元おニャン子クラブでタレントの生稲晃子氏(54)、無所属の乙武洋匡氏(46)らがしのぎを削る大激戦が予想される。
「気を抜いた瞬間に、自分も当選ラインから外れてしまう可能性も大きい。私たちは6議席の中に滑り込む。順位は関係ないです。バッジをもぎ取るんだ、ということのみです」と力を込めた。
同党として、参院選で目指す獲得議席数を最大8、最低3と掲げた山本氏は「党勢を拡大してガチで言論でしばきに行きますよ、性根の腐ったやつらを」と宣言。「コロナ禍でみんなが積もりに積もったものを発散できるような選挙にしていきたい」と当選に向け意気込んだ。