大島由香里 ビール初プロデュース「ガッチガチのガチで作りました」 熱烈ビール党

 フリーアナウンサーの大島由香里(38)が、ビールを初プロデュースした。ビアテイスターの資格を持つなど熱烈なビール党で知られ、クラフトビールの定期便「Otomoni」とコラボ。酒豪らしく「ビールのチェイサーにビールを飲みたい」と、フルーティーでライトな飲み口の新たなビールを生み出した。

 大島が辛党の極地ともいえるビールをプロデュースした。YouTubeチャンネルで愛用していた「Otomoni」から年明けにオファーされ、開発に着手。「ビールとビールの間にアルコール度数の少ないビールを飲みたい」をコンセプトに、チェイサービールを考案した。

 イメージの近いクラフトビールを15本以上試飲し、1月は週1で3時間近い会議を重ねた。フルーティーな飲み口の「ヘイジーセッションIPA」を選択し、50以上の候補から「シルドラ」と命名。19日に和歌山のブルワリーから届いた完成品を口にし「ガッチガチのガチで飲みたい物を作りました。香りが爽やかで華やか、目をつぶって嗅いだらまるで南国」とうなった。

 ビールに目覚めたのはフジテレビ時代。もともと焼酎やワインを愛飲していたが、入社2年目に取材を終え、スタッフたちと入ったホルモン屋で「のどカラッカラのままビールを飲んだら、バ~っと扉が開いた」と回想。以降はビール党に転身し、重いお酒を飲む際にビールをチェイサーにしていたことも着想の原点となっている。

 2019年には、テイスティングによりビールの良しあしを鑑定する「ビアテイスター」の資格を取得。上位資格となる「ビアジャッジ」を目指し、勉強を続けている。

 「家では100%ビール。抜群なバランス感覚が好きで、ビール単体で飲んでもおいしいし、食事も引き立てる。『ビールさん、いい仕事するな』といつも思っていて、私もビールみたいなアナウンサーになりたいと思っています!」

 ビール愛を熱弁し、帰宅後の一杯に思いをはせていた。

 ◆大島由香里(おおしま・ゆかり)1984年1月24日生まれ、神奈川県平塚市出身。2007年、フジテレビ入社。12年10月から平日夜の帯番組「ニュースJAPAN」のMCを担当。17年いっぱいで退社。フリーとなり、19年9月からTOKYO MX「バラいろダンディ」のアシスタントに就任。YouTubeチャンネル「大島由香里に乾杯!」ではすっぴんでお酒を楽しむ姿が話題に。

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