れいわ・山本太郎氏「ガチで言論でシバキに行きます」参院選超激戦の東京選挙区で出馬
夏の参院選に衆院からくら替えすることを表明していたれいわ新選組の山本太郎代表(47)が20日、都内で記者会見を開き、東京選挙区(改選6)への立候補を表明した。立憲民主党の蓮舫氏(54)、公明党の竹谷とし子氏(52)、共産党の山添拓氏(37)、自民党の朝日健太郎氏(46)の現職4氏に前日、無所属での立候補を表明した作家の乙武洋匡氏(46)、自民党公認候補の元おニャン子クラブ・生稲晃子(54)らも加わる超激戦区。山本氏の参戦で、首都決戦は激化の一途をたどりそうだ。
山本氏は大規模なリサーチの結果、決断したとして「間違いなく当選のラインに絡んでこられるような状態であろうということで、私自身が東京選挙区に立つ」と自信をにじませた。同選挙区での擁立を発表していた依田花蓮氏(50)は全国比例区に回る。
現職4氏に生稲、乙武氏らも出馬する激戦区。「気を抜いた瞬間に当選ラインから外れてしまう可能性も大きい。バッジをもぎ取るということのみ」と力を込めた。目指す獲得議席数は最大8、最低3と掲げ、「党勢を拡大してガチで言論でシバキに行きますよ、性根の腐ったやつらを」と宣言した。
その後はJR有楽町駅前で記者会見スタイルの街頭演説を行い、「落ちたらどうするのか」と問われると「勝つしかない」とキッパリ。れいわからの立候補を表明した浅草キッドの水道橋博士(59)も駆けつけ、山本氏は「黙ることもできたのに、あえて戦うことを選んだそのガッツが素晴らしいと思います。水道橋博士には政治の世界でも戦っていただきたい」と期待した。