女優の吉岡里帆（２９）が２１日、都内で、主演映画「ハケンアニメ！」の公開記念舞台あいさつを共演の中村倫也（３５）、柄本佑（３５）、尾野真千子（４０）らと行った。

　直木賞＆本屋大賞を受賞した作家・辻村深月氏の人気小説を映画化。アニメ業界を舞台に新人アニメ監督として夢に向かい奮闘する主人公・斎藤瞳を演じた吉岡は、制作に７年を費やした今作の封切りに「こんなに長い年月をかけて作る映画ってそうそうないと思うので、公開されたことが奇跡と思えるような一本になったと思います」と喜んだ。

　今作のキャッチコピー「好きを、つらぬけ。」にちなみ、キャストらは「貫き続けている好きなこと」をフリップで発表。吉岡は「グミ（ハード＆すっぱい系）」と回答し「ほぼ毎日食べてます。乳歯が生えてきたくらいからずっと食べ続けているけど、虫歯にならないのでグミとの相性もいいと思います。尾野さんにもプレゼントさせていただきました」と笑みを浮かべた。しかし、柄本と中村は「もらってない」とガックリ。中村が「仲良くなった人にはグミをあげるんだって」とボヤくと、吉岡は「また追々…」と苦笑していた。

　この日は他に共演の高野麻里佳（２８）、主題歌を担当した小籔一豊（４８）、川谷絵音（３３）らによる５人組バンド・ジェニーハイも登壇した。