バカリズム、所属事務所から300万円の“誤送金”「芸能界ってちょろい」
タレントのバカリズムが22日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」に出演。新人時代に所属事務所から300万円が“誤送金”された過去を明かした。
番組では、山口県阿武町から4630万円を誤送金された田口翔容疑者(24)が電子計算器使用詐欺の疑いで逮捕された事件について取り上げた。意見を求められたバカリズムが「デビュー当時、19、20歳ぐらいのときに事務所から間違って300万振り込まれたことがあって」と、事務所から大金が振り込まれた過去を明かし、スタジオ中が驚いた。
さらに「結構な金額じゃないですか。冷静に考えたら、絶対間違いなんですけど。当時、ちょうどテレビにチラホラ出始めた時期だったこともあって、もう一瞬、舞い上がって、『芸能界ってこんなちょろいんだ』って思って」と最初は“誤送金”とは疑わなかったという。
すぐに銀行のATMへ走り、一度に下ろせる最大金額の50万を財布に入れ、「学校が新百合ヶ丘だったんですけど、町田にいって。町田のでっかいゲーセンで結構使いまくったんです」と、ゲームセンターで“豪遊”したという。それでも、「3000円ぐらい、使っても300円ぐらい。でもやっぱりどっかに、おかしいよなと思って。連絡したらやっぱり間違いで。すぐそのまま自分が使った分も含めて返したので」と思い直して返金したことを明かした。
それだけに、MCの東野幸治が「この容疑者すごくないですか?」と問いかけると、バカリズムも「普通やっぱり怖いっていうのが出てくるんですけど、よく使えるなって。その神経がすごい…」と自身の経験になぞらえて驚いていた。