トム・クルーズ 4年ぶり24回目の来日「とても興奮している」
米俳優のトム・クルーズ(59)が23日、都内で、主演映画「トップガン マーヴェリック」(27日公開)の来日記者会見に出席。2018年以来約4年ぶりに来日を果たし、喜びを爆発させた。
コロナ禍で海外スターの来日が減る中、久々の大物来日に多くの報道陣が集結。カメラのフラッシュを浴びたトムは「とてもとても興奮しています。ここに来る事ができてうれしい」と白い歯を輝かせ、手を高く掲げた。
1986年公開の大ヒット作「トップガン」の続編。自身の知名度を押し上げた“出世作”とあって「前作から36年たち、(公開延期を経て)お届けするのにも2年待った。また戻ってくる事ができてうれしい」と感慨深そうに語った。
続編までに36年の年月がかかった事を「準備ができていなかった」と説明。「観客に戦闘機のコックピットに座っているような気分になってほしい」と、撮影方法から没入できるストーリー作りなど研究を重ねたという。
7月に還暦を迎える年ながら、劇中ではパイロット役として激しいアクロバットシーンに挑戦。36年変わらないのは「特別な事ではなく、とにかく一生懸命仕事をする事です。私は常に人間に感心があり、勉強する事が好き」と向上心と好奇心が理由だとした。
期待が高まる続編公開まであと4日。「常に観客の皆さんの事を考えて、どのように受け取ってもらえるかを考えていた。この作品を作るのは容易な事ではなかった。ご覧になった皆さんに今日のような時代だからこそ笑顔になってもらいたい」とアピールした。