トム・クルーズ「とても興奮」 超ご機嫌に4年ぶり来日、7月還暦も劇中アクロバットシーン
米俳優のトム・クルーズ(59)が23日、都内で行われた主演映画「トップガン マーヴェリック」(27日公開)の来日記者会見に出席した。来日は4年ぶり24回目。コロナ禍での渡航制限で海外スターの来日が減る中、久々となる超大物の来日に、多くの報道陣が集結。無数のカメラのフラッシュを浴びたトムはご機嫌で、映画プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー(79)とともに公開へかじを切る同作を猛アピールした。
手を高く掲げて登場したトムは「とてもとても興奮しています。ここに来る事ができてうれしい」と笑顔。自身の知名度を押し上げた1986年公開の出世作「トップガン」の続編完成に「前作から36年たち、(幾度の公開延期を経て)お届けするのに2年待った。また戻ってくる事ができてうれしい」と長い道のりに目を細めた。
続編まで36年かかった事を「準備ができていなかった」と説明。「観客にコックピットに座っているような気分になってほしい」と撮影方法から没入できるストーリー作りまで熟考した続編の手応えを「この作品を作るのは容易な事ではなかった。今日のような時代だからこそ笑顔になってもらいたい」と誇らしげにアピールした。
7月には還暦を迎えるが、劇中ではパイロット役として激しいアクロバットシーンの撮影に参加。36年間変わらずにいられる秘けつについては「特別な事ではなく、とにかく一生懸命仕事をする事。常に人に関心があり、勉強する事が好き」と向上心と好奇心の旺盛さを挙げた。
会見では、同い年のフジテレビ・軽部真一アナウンサー(59)から「私の事を覚えていますか?」と英語で質問され、「もちろん」とニッコリ。「私の事は覚えていますか?」と逆質問する場面もあった。降壇時には手でハートマークを作るなど、世界的スターでありながら、おちゃめでフレンドリーな一面を披露していた