宝塚 月組トップ月城かなと「グレート・ギャツビー」制作会見 「歌に込める芝居を大切に」
宝塚歌劇月組トップスター月城かなとが25日、都内のホテルで今夏開幕の「グレート・ギャツビー」制作会見に出席した。
同作は20世紀のアメリカ文学を代表するF・スコット・フィッツジェラルドの代表作。1991年に雪組で「華麗なるギャツビー」のタイトルで上演され、2008年に月組が日生劇場で再演。今回31年ぶりに、大劇場公演1本立てとして上演される。
制作会見では、月城はトップ娘役の海乃美月と共に名曲「朝日の昇る前に」と、新たに書き下ろされた曲を熱唱した。「歌に込める芝居を大切にした」という月城。「理想に届かなくても、手を伸ばし続ける純粋さ」を表現し、海乃と息の合ったところを見せた。
また演出の小池修一郎氏は「月組は演技派の組。月城は歌の中にも演技力がある」と絶賛。「演技の幅が大きく、役にピッタリ」と期待を寄せていた。
宝塚大劇場は7月16日~8月22日。東京宝塚劇場は9月10日~10月9日。