キリン ビール類6~17%値上げ 14年ぶり 原材料の価格上昇&物流コスト増加
キリンビールは25日、主力商品の「一番搾り」を含むビール類や缶酎ハイ、ノンアルコール飲料、輸入洋酒を10月1日納品分から6~17%程度値上げすると発表した。家庭用ビール類の値上げは約14年ぶり。原材料の大麦やトウモロコシなどの価格上昇、原油高を受けた物流コスト増加などを理由に挙げている。対象は計278商品。値上げ幅はビール類や「氷結」を含む缶酎ハイ、ノンアルコール飲料が6~13%程度、ウイスキー「ジョニーウォーカー ブラックラベル12年」を含む輸入洋酒が7~17%程度となる。店頭実勢価格ベースで「一番搾り」の350ミリリットル入りは現在の220円程度から233~249円になるとみられる。
アサヒビールが4月、主力商品の「スーパードライ」を含むビール類や缶酎ハイなどの価格を10月1日出荷分から値上げすると発表した。