UA「全身全霊で」アレサ・フランクリン役に並々ならぬ意欲
BiSHのアイナ・ジ・エンドが舞台「ジャニス」(8月23、25、26日、東京国際フォーラム)でミュージカル初主演を務めることが25日、分かった。演じるのは1960年代後半の米音楽シーンを席巻した伝説のロックスター、ジャニス・ジョプリン。中学時代はミュージカル女優に憧れ、養成スクールにも通っていたというアイナが、夢見たステージで新たな魅力を放つ。
破天荒ぶりで人気を誇るBiSHのメインボーカルが、歌唱力を生かして新境地を切り開く。総合プロデュースを担当する亀田誠治氏からの推薦で昨年届いた主演オファー。ドラマなどの出演歴はあるものの、いずれも端役で演技経験は少ないが、初挑戦のミュージカル、しかも大役を二つ返事で受諾した。
共演陣にも実力派アーティストがそろった。UA、藤原さくら、緑黄色社会のボーカル長屋晴子がいずれもミュージカル初挑戦。米歌手アレサ・フランクリン役のUAには、アレサの曲を歌っている時にスカウトされたことがデビューのきっかけという縁がある。「運命の不思議を感じています。アレサに並ぶことは不可能なので、全身全霊で取り組むほかない」と並々ならぬ意欲を示した。