橋本愛 ミステリアスな“令和のミタ”謎の家庭教師役「家政婦のミタ」コンビの新作
女優の橋本愛(26)が、7月期の日本テレビ系ドラマ「家庭教師のトラコ」(水曜、後10・00)で地上波の民放連続ドラマに初主演することが25日、分かった。脚本家の遊川和彦氏と大平太プロデューサーによる「家政婦のミタ」コンビの新作。橋本は合格率100%を誇る謎の家庭教師で、生徒ごとにキャラクターも風貌も変わる難役を演じる。
「家政婦のミタ」や「過保護のカホコ」で新たなヒロイン像を作り上げてきた遊川・大平コンビが橋本に託したのは、謎の家庭教師トラコ。小学校、中学校、大学と全く違う受験に向かう3人の生徒を合格に導くべく、勉強法以前の生きていく上で大事な考え方を教えていく異色の教師となる。
生徒ごとにキャラクターが変わり、一人何役にも見える難しい役どころ。授業の日には生徒の家に1泊し、週1回マンションに帰るとスエット姿で本をむさぼり読む。生徒とは対等だが、母親には異常に厳しい-。
複雑でミステリアスな“令和のミタ”ともいえる人物像で、橋本も「風貌は変わりますが、根っこの部分は変わりません。いろんなキャラクターのコントラストを感じて、本当はどんな人なんだろう?と思ってもらえたらうれしいです。私自身、本当のトラコさんに会うのが楽しみです」と期待。どのようなバックボーンを持つのか注目を集めそうだ。
「同期のサクラ」、「35歳の少女」に続き、橋本と3回目のタッグとなる遊川氏は「最後には、トラコにまた会いたくて、そばにいたくて、離れたくなくて、空を見上げ『トラコー!』と叫ばずにはいられなくなる、そんな物語になればと思っています」と目下、熱筆をふるっている。