料理好きで知られ、ＳＮＳ等でたびたび手料理を公開している歌手・氷川きよし（４４）が、その味を初めてファンに提供することが２８日、分かった。６月３日開幕の東京・明治座公演「氷川きよし特別公演」で、自身が監修したメニューを販売する。

　今回用意するのは３品。いずれも氷川のアイデアをもとに仕上げた逸品だが、中でも特にこだわったのがカレーだ。和牛と１０種類のスパイスで仕上げた奥深い味わいが特徴の「キーマカレー」で、愛称「Ｋｉｉｎａ」にかけ「スペシャルＫｉｉｎａカレー」（１８００円）としてメニュー化した。

　同様に「スペシャルＫｉｉｎａサンドイッチ」（１８００円）はヘルシーに。「【氷川きよし監修】ＴＨＥ　氷川弁当」（持ち帰り専用、２７００円）は、野菜を中心に鮮やかな彩りが特徴だ。

　この企画は「テーマパークのようなワクワクする感じで、芝居、歌に加え『食』も楽しんでいただければ」という氷川の思いから実現。「手料理を一度食べたい」というファンの声も後押しとなったようで「このような形でご提供できてうれしい。食も思い出になれば」とＰＲした。

　ほかにも劇場２階のカフェラウンジも監修し「ＣＡＦＥ　ｄｅ　Ｋｉｉｎａ」として出店。オリジナルロゴなどの装飾にもこだわった。カレーとサンドイッチは、このカフェでのみ提供される。

　なお、いずれのメニューも観劇する公演回の来場者向けの数量限定で、３１日午前１０時からＣＮプレイガイドで事前予約を受付。予約はＴＥＬ０５７０・０８・９９５５（１０時～１８時）ｈｔｔｐｓ：／／ｗｗｗ．ｃｎｐｌａｙｇｕｉｄｅ．ｃｏｍ／ｈｋ＿ｓｐｅｃｉａｌ／