松本人志、玉城知事「ゼレンスキー」発言に苦言「上位に来るなかなかの失言」
ダウンタウンの松本人志が29日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演。沖縄県の玉城デニー氏があいさつで「ゼレンスキーです」と発言し、批判を浴びたことを受け、「ここ最近、上位に来るなかなかの失言」と苦言を呈した。
玉城知事は25日の米軍基地に関する有識者会議が始まる前に、「ゼレンスキーです」とあいさつ。直後に「冗談です」と打ち消したものの、多くの批判を浴びて謝罪に追い込まれた。
意見を問われた松本は「僕は割と、これは結構、悪い失言だなあと思いますね。ここ最近でいえば、多分、上位に来るなかなかの失言だなあと思います」と厳しい言葉を並べた。
続けて「やっぱり沖縄では地上戦もありましたし、沢山の方が亡くなっておられますからね。それを考えたときに、何これ、ウクライナと結びつけてるのか。むしろ、そっちの方がまだいいぞと。『冗談でした』、冗談かえっていう、その言い訳もまた、僕は」と首をかしげた。
松本は、自身が出演するフジテレビ系「人志松本の酒のツマミになる話」を引き合いに出し、「楽屋でスタッフとしゃべってた、そのままのノリでやっちゃってる感じ。でも、僕、芸人やし、酒入っててもそれやらんぞという」と切り捨てた。
さらに「おやじギャグ」にも言及し、「おやじギャグなんてないと思ってて。タイミングがおやじなんです。おやじってタイミングが分からないんですよ。“ここでそれ言うか”ということを言ってしまうのが、おやじなんですね。我々はそこを絶対、気をつけないといけないし」と自戒を込めて話すと、「偉い人のおっちゃんの失言は、ほぼ100%これですよ」とタイミングを読めないことが原因と指摘した。