堂本光一「SHOCK」1900回公演達成 ミュージカル単独主演記録1位更新
KinKi Kids・堂本光一(43)の主演ミュージカル「Endless SHOCK-Eternal-」が31日、東京・帝国劇場の昼公演で通算1900回公演を達成した。自身の持つミュージカル単独主演記録1位を更新し、前人未踏の通算2000公演まであと100回に迫った。カーテンコールで祝福を受けた光一は、積み重ねた金字塔に喜びをかみ締めた。
自然と沸き起こったスタンディングオベーション。観客たちはそれぞれ手に深紅のバラを握りしめ、金字塔を祝福した。その数は約1900本。大千秋楽の夜公演を前に節目に到達した光一は、照れながらも晴れやかな笑みを浮かべていた。
「1900回とか関係ない。その日その日が特別な公演だと思っています」。エンターテイナーとして、常に1公演1公演に全力を注ぐことが信条。その真しな姿勢が、道のりを紡ぎ上げてきた。
今回の公演では、関係者の新型コロナウイルス感染で5月18~23日の計7公演を中止。パンデミックの時代にあって、それも含め全てが「SHOCK」の歴史だ。光一は「回数っていうのは自分だけのものではない。自分がやりたくてもできるものではない。皆さんの思いに応えていくのが全てだなと思っている。それがその数になっている」と、重みをかみ締めた。
次なる大台は通算2000公演。ステージ上で割ったくす玉の垂れ幕には「あと100回!」の文字が躍った。「MILLENNIUM SHOCK」としての初演から22年。カーテンコールのMCを務めた共演のふぉ~ゆ~・松崎祐介(35)は「3日に1度のペースでやらないとこの数にはならない」と、改めて“鉄人”光一にリスペクトを込めた。
現在はコロナ禍に対応した演出のスピンオフ「-Eternal」を上演しているが「いつか本編もお見せしたい。これも積み重ねかなと思っています。いつになることやらですが、頑張ります」と光一。9月からは福岡・博多座で上演する。変わらずに、確かな歩みを続けて行く。