お笑いコンビ・ＥＸＩＴの兼近大樹（３１）が、日本テレビ系「２４時間テレビ４５」（８月２７、２８日放送）の恒例企画「チャリティーマラソン」でチャリティーランナーを務めることが２日、分かった。この日、同局系「ＴＨＥ突破ファイル」（後７・００）内で発表された。今年は４年ぶりにランナー１人による挑戦となり、兼近は「塞ぎ込みがちな世の中から“ＥＸＩＴ”してやろうと考えています。任せて下さい！」と意気込みを語った。

　「ＴＨＥ　突破－」のエンディングで、ＭＣの内村光良（５７）から「突破！今年のランナーは兼近です！」と発表されると、大きな拍手が沸き起こった。“夏の主役”に自ら立候補したという兼近は、「暗いニュースも多い塞ぎ込みがちなこの時代に、お笑い芸人が頑張って走っている姿で、明るい気持ちを届けたい！」と殊勝に決意表明した。

　軽いノリのキャラクターからガムシャラに汗をかくイメージは想像がつかないが、「運動はあまり好きではなく、走ること、疲れることはなるべくしないように生きてきたので、あえて苦手なことに挑戦したいと思います」と兼近。「チャラい見た目のやつが一生懸命に取り組んでいる姿を見ていただき、全力で走り切って皆さんに勇気を与えたいと思います！２４時間テレビの歴史、これまで繋いできたバトンを汚さないようにしっかり走りたいと思います！」と、自らの力走で日本中に元気を呼び込むつもりだ。

　夏の風物詩となったチャリティーマラソン。２０２０年から２年間は新型コロナウイルス感染拡大を鑑み、「募金ラン」「募金リレー」として、沿道でない走路で複数のランナーがタスキをつないだ。今年はコロナ禍以降初めて、走者１人によるマラソンを実施。兼近がそのハードなチャレンジに立ち向かう。

　これには相方のりんたろー。（３６）も寝耳に水。「知らなかったです！！ジム行き始めたのもこのため！？ビックリしました！」と驚きを隠せなかった。内村からは「今回はリレーではなく単独で走るということで相当過酷だと思うけど、走りでみなさんを元気づけてほしいと思います。ただただ、ひたすらにゴールを目指して、頑張って！」とエールが送られた。