春風亭昇太 「笑点」2年3カ月ぶり後楽園ホール収録放送で「ウキウキ」
落語家の春風亭昇太が8日、ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」で、日本テレビ系演芸番組「笑点」が久々に後楽園ホールで行われたことに、改めて喜びをにじませた。
「笑点」は5日の放送で2年3カ月ぶりに“聖地”後楽園ホールでの収録を放送した。これについて昇太は「笑点、後楽園ホールに帰って参りまして」と切り出し、コロナ禍で日本テレビのスタジオ収録の時は「あまり広くないので、お客さんが集まってもらうと笑い声がダイレクトにきてやりやすいけど、お客さんをあんまり呼んでいないので反応がイマイチ伝わってこないのでやりづらかった」とスタジオ収録の難点を語った。
久々の後楽園ホールだったが「まだいっぱいにはできないので。1200人ぐらい入るけど、200人ぐらいかな。前の方だけ。席を空けて様子を見ながらやっているが、後楽園ホールだとウキウキする」と、満員ではなくても後楽園ホールでやれることの喜びをにじませた。
ただ、久々なので「注意しないといけないことがある」とも語り、後楽園ホールが格闘技の試合を主に行う会場であることから「ボクシングの試合があった時は気をつけないといけない。時々下に血が…」と負傷した選手の血液が床に残っていることがあるとコメント。
血液だけではない。選手が塗るワセリンも床に落ちていることもあるといい「それが着物につくと落ちない。よく見ないと…」と、“後楽園ホールあるある”を説明していた。