歌手のＡｄｏ（１９）が、アニメ映画「ＯＮＥ　ＰＩＥＣＥ　ＦＩＬＭ　ＲＥＤ」（８月６日公開）で映画のキーパーソンとなる歌姫・ウタの歌唱キャストを担当することが８日、動画配信により発表された。

　海賊王を目指し、大冒険を続ける船長・ルフィの活躍を描く人気アニメの最新劇場版。予告編ではルフィの恩人となる大海賊・赤髪のシャンクスと、その娘と呼ばれるウタの歌う姿が描かれていた。

　デビュー曲「うっせぇわ」が、昨年の「新語・流行語大賞」の年間トップテンに選出されるなど社会現象となったＡｄｏが演じるのは、世界の歌姫。歌唱パート以外の声は声優の名塚佳織が担当し、２人１役となる。

　配信にボイスメッセージを寄せた映画初出演のＡｄｏは「お話をいただいたときはまさか世界の『ＯＮＥ　ＰＩＥＣＥ』だとは思わなくて、びっくり仰天です。本当に光栄ですし、全力で歌わせていただきました」と回顧。レコーディングではウタとして歌うことを心がけたといい「ウタならこう歌うだろうなとか、私ならこう歌うけど、ウタなら逆にこう歌うかなとか自分の中で戦いながら歌いました。みなさんの心に残るヒロインになることを祈っております」と願った。

　謎の大男・ゴードン役で津田健次郎（５０）が声優出演することも発表された。