EXILE・黒木啓司、芸能界引退 LDH17年 10月末で「家族を支える」
EXILEのパフォーマー・黒木啓司(42)が10月末でグループを脱退し、芸能界を引退することが10日、分かった。公式サイトなどで発表。EXILEのメンバーではこれまでに、ボーカルのATSUSHI(42)やHIRO(53)らパフォーマー勢が勇退し、ボーカルだった清木場俊介(42)が所属事務所のLDHを離れたが、芸能界引退はデビュー20周年でグループ初となる。EXILEは7月6日から9月4日までドームツアーを開催するが、黒木も参加して最後の花道を飾る。
デビュー前から約17年間、LDHに所属していた黒木は、「たくさんの夢を叶えることができました。そして、大勢のファンの皆様に出会えたことが自分にとって何よりの財産になっています」と感謝。数年前から引退時期を模索し、最近では「体力の限界」を感じていたという。「自分が思うベストパフォーマンスを届けることができなくなる前に、EXILE20周年という節目を機に引退することを決意いたしました」と決断理由を説明し、芸能界を退くことは「自分に対するケジメ」とした。
昨年12月に結婚しており「引退後は家族をしっかりと支えながら新たな道で社会に貢献できるように精進していきます」と今後の人生を見据えていた。
◆黒木啓司(くろき・けいじ)1980年1月21日生まれ。宮崎県出身。2007年から二代目 J Soul Brothers(現EXILE THE SECOND)のパフォーマーとして活動。09年、EXILE加入。「HiGH&LOW」シリーズや「ポリス×戦士 ラブパトリーナ!」などで俳優業もこなす。21年12月に実業家の宮崎麗果さんと結婚した。