高岡蒼佑 コーンロウで格闘家デビュー、判定勝ち 渡辺二郎氏も白スーツで観戦

 元俳優の高岡蒼佑(40)が12日、大阪・堺市産業振興センターで行われた格闘技イベント「競拳21」にメインカードとして出場し、格闘家デビュー。大阪・ミナミのホスト、トミー(25)とキックボクシング(2分3R)で対戦し、判定勝ちを手にした。

 20年8月に俳優業引退した高岡にとっては、久々の晴れ舞台。大歓声を浴びて勝利をあげると、第一声は「すみません」。「練習と違うな、体力が全然ないと改めて感じました」と反省し、「僕みたいな、失敗したと世間に見られてる人間が地の底から這い上がるという(のを見せたかった)。現実は甘くなかった」と口にしながらも「これを励みに頑張っていきたいと思います」と応援に感謝。ど派手なコーンロウ姿の高岡は、最後に下着姿のラウンドガールをお姫様抱っこして盛り上げた。

 『高岡蒼佑 不死鳥伝説第一章』と銘打たれた、高岡を全面に押し出した大会。イベントプロデューサーも高岡のリングサイドで声を枯らして応援し、勝利の瞬間にはガッツポーズ。試合前は高岡だけに花束の贈呈があり、元世界チャンピオンの渡辺二郎氏も白スーツ姿で観戦した。

 会場では自身のブランドのTシャツ(5000円)も販売され、俳優・市原隼人、小栗旬からの花も届いていた。

 高岡は20年8月、インスタグラムで「本日を境に、俳優業をやる事は永遠にございません」と俳優業の引退を宣言。18年11月に一般女性と結婚し2児の父親となったことを公表している。

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