高岡蒼佑 デビュー戦で判定勝ち 芸能界復帰は「媚び売って、とは思わない」
元俳優の高岡蒼佑(40)が12日、大阪・堺市産業振興センターで行われた格闘技イベント「競拳21」にメインカードとして出場し、大阪・ミナミのホスト、トミー(25)とキックボクシング(2分3R)で対戦。判定勝ちし、格闘家デビューを勝利で飾った。
『高岡蒼佑 不死鳥伝説第一章』と銘打った、高岡を全面に出した大会。試合後のインタビューでは「そんな甘くないな、って。体力が全然ない。脚が全然(動かなかった)。もっともっと練習しなきゃだめだなー」と反省。会場では、18年に再婚を発表した妻、2人の子供も見守っており、「悔しいのでもう1回、もう1発ぐらいやりたいなと思います」と2度目の挑戦を口にした。
「恥かいても、ダサイなと思ってもらってもいい。まだ頑張ってる姿を見せられたら」と高岡。20年8月に俳優業からの引退を宣言し、今も「役者をやりたいとかそういうのはない」と話すが、俳優復帰については「今のままでは出られない」と過去のトラブルでのダメージに言及しながらも、「50なっても60なっても生きてれば…、時代が変わればあるかもしれないし」と余韻を残した。
一方で、「媚び売って(芸能界に)入っていこうとは思わない」「なんかカゴの中に入れられるのは」とも。現在は京都在住で、自身のアパレルブランドを経営。「明日死ぬかもしれない、と思いながら(日々)動いてる。楽しい」と充実した笑顔で話した。
▼前日計量では、高岡が63・3キロ、トミーが62・1キロ。「知名度を上げたい」と参戦したトミーは、試合が決まった1カ月前からキックボクシングのトレーニングを始めたという。