じゃい「人生最大のギャンブルにお付き合いを」競馬の税金制度改正に動く 寄付も呼びかけ
お笑いトリオ・インスタントジョンソンのジャイが16日、ツイッターを更新。競馬のハズレ馬券が経費にならず、追徴課税を支払った問題について、テレビ朝日の取材に不服申し立てを行ったことを明かしているが、改めて同じ考えの人たちへ、弁護士費用、税理士費用への寄付をお願いし、競馬の税金に関する制度の見直しのために動くと宣言した。
じゃいはツイッターに長文を添付。「今回の競馬の税金問題で多くの皆様の声をいただき、今後の日本、競馬界、競馬ファンのために動くことにしました」と切り出し、「購入時に25%ひかれているにもかかわらず、勝った人からも税金を取るという制度と、ハズレ馬券が経費にならないという点に違和感を覚えました」と訴えた。
多くのファンからも「おかしい」という声が寄せられたことなどから「後押しされこのような決断をくだしました」「かなりリスクがあることですが、自分がやらないと変わらないと思い覚悟を決めました」としている。
ただ「自分1人の力ではどうにもできない」「恥ずかしながら、今の自分に今回かかる弁護士費用、税理士費用を払える力がない」とし、賛同する人たちへ寄付を求めた。「法律を動かす為には、金額より人数が必要です」と、多くの人が参加しやすいように、寄付金額は100円から1000円としている。
もちろん金額、人数は随時公開していくとし、寄付金は今回の不服申し立てにかかることにだけ使用するとした。
今回の目的は「あくまでも競馬の税金に関する制度の見直し」と改めて主張し、この件で動いてくれる政治家がいれば「その方にすべてを託し、自分は全面的に協力する立場になるつもりです」とも説明。最後に「私の人生最大のギャンブルにお付き合い願います」と結ばれている。
じゃいは今月5日にアップしたYouTubeで、昨秋に税務署の職員が突然自宅にやってきて、通帳などを持って行き、その後「マンションが買えるぐらいの請求がきた」と高額の追徴課税が来たと報告。
競馬のハズレ馬券が経費にならなかったことで納税額が変わり、この日のテレビ朝日の「グッド!モーニング」では、妻や両親にお金を借りて「数千万」を支払ったとしている。また同番組内で追徴課税を不服とし東京国税不服審判所に不服申し立てを行ったと明かしている。