兼近、競馬は「悪い彼女」 巨額追徴課税のじゃいに「やめたら」二重課税問題も
競馬のハズレ馬券が経費として認められず、多額の税金を納めることになったインスタントジョンソンのじゃいが19日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、EXITの兼近大樹からいったん競馬をやめることをすすめられた。
じゃいは、今月5日のYouTubeチャンネルで、昨秋、自宅に税務署職員がやってきて通帳などを持ち帰り、後日「マンションが買えるぐらい」の税金の請求が来たと報告。妻や両親からお金を借りて納税したが、納得がいかず、不服審判所に不服申し立てを行っていた。
競馬のハズレ馬券が経費として認められなかったことに疑問を呈したが、さらに、馬券の売り上げの10%が国庫納付金に充てられているにも関わらず、払戻金にも課税されるため二重課税となっている問題点も指摘した。これには犬塚浩弁護士もガソリン、酒、たばこなどを例に挙げ、価格に税金が含まれているのに、さらに消費税を払っているという二重課税が身のまわりにもあることを指摘。「そっちの方が大きな問題かな」とコメントした。
ここで兼近は「やめたらいいんじゃないかと思いますけどね。競馬を」とバッサリ。「好きだからこそ、このルールがヤバ過ぎるから全員で離れて。そしたら(開催側が)困るじゃないですか」と競馬ファンによるボイコットを呼びかけた。
じゃいは競馬のスポーツとしての素晴らしさも強調。「競馬ファンには離れてほしくない。だから『やめて』とか言わないで」とやんわり拒否した。兼近は「悪い彼女と少し時間を置こう、みたいな」と恋愛に例えて説明。競馬について周辺環境も含めて“更生”することが必要と説いていた。