武田鉄矢「金八先生」土手で怒声浴びた 国立公園ロケ通せんぼ炎上に同情
俳優の武田鉄矢が19日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、「3年B組金八先生」の定番だった土手のシーンで何度も厳しい言葉を投げかけられたと明かした。
テレビ番組のスタッフが尾瀬国立公園で道をふさぎ「番組の撮影中です。10分少々お待ちください」などと書かれたパネルを提示。ネット上で炎上したという話題。武田は「この問題で何十年かを過ごしましたよね」と人ごとではないというスタンスだった。
ドラマや映画でロケを行うことは少なくない。武田は「ある風景を借りるわけですから。ドラマ上、必要な人物が風景の中にちりばめられておりますんで、一般の方、待っていただくんですが、まぁー色んなところでしかられた、しかられた」と実感たっぷりに振り返った。
「昼間、走ってるランナー、止めると怒るんだわ」と言葉に力を込めて例示。続けて「長ーい土手道、先生が後ろ姿で1人で歩いて行く」とランナーを止めた具体的な風景を説明すると、MCの東野幸治が「『金八先生』じゃないですか」とツッコみ、笑わせた。
土手を歩く金八先生はドラマのオープニングにも登場する、象徴的なシーンの1つ。武田はランナーの心情も理解しつつ、「同情しますね。テレビスタッフに」と思いやった。