東映70周年記念映画 総製作費20億!東映社長「手が震えた」

 俳優・木村拓哉(49)が21日、都内で行われた、東映70周年を記念した主演映画「THE LEGEND&BUTTERFLY」(来年1月27日公開予定)の発表会見に、女優・綾瀬はるか(37)らと出席した。織田信長(木村)と正室・濃姫(別名・帰蝶=綾瀬)の知られざる夫婦愛を描く壮大な歴史物語で、総製作費20億円にのぼるスペクタクル巨編。木村と綾瀬は3度目の共演で、初の夫婦役となる。

 東映の手塚治代表取締役社長は「総事業費は20億円」と明かし「稟議に判を押す時、手が震えました」と告白。「間違いなく映画の神に選ばれる一本になる」と言い切った。脚本には「コンフィデンスマンJP」シリーズや来年のNHK大河ドラマ「どうする家康」の古沢良太氏(48)、監督には映画「るろうに剣心」シリーズや大河「龍馬伝」の大友啓史氏(56)の2大ヒットメーカーを迎えた。

 今作は木村の“悲願”でもある。98年に信長を演じ、劇的な人生に心酔。14年に時代劇「宮本武蔵」で京撮の歴史に感銘を受け、「次は信長でここに帰ってきたい」と熱望したことが背景にある。

 思いをくんだ古沢氏は、戦国時代の政略結婚を題材に執筆。「夫婦の物語として描けば、いわゆるカリスマ・信長のイメージと人間・信長を描けるのではとモチベーションを持って書かせていただきました」。大友氏も「台本の初稿を、面白くて15分くらいで一気読みした。監督を30年近くやって、初稿だけで撮れると思ったのは初めて」と振り返った。

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