中条きよし 海老沢由紀候補の肩に両手を置く場面も「チャンス与えられれば命をかける」
7月10日投開票の第26回参院選が22日、公示された。日本維新の会から比例代表で出馬した歌手で俳優の中条きよし(76)は東京・銀座で演説を行った。元東京都知事で作家の猪瀬直樹氏(75)による演説中の“セクハラ問題”で話題の、東京選挙区(改選数6)から出馬した海老沢由紀氏(48)の肩に、後ろから両手を触れるなどしながら、通行人に呼び掛けた。
銀座の街をさっそうと歩き、選挙カーの上に飛び乗った中条は、海老沢氏の後にマイクを握り、「『うそ』というレコードを出して48年、月に億以上稼いだときも納税してきました。老後に少しでも支援してくれると思って払ってきましたが、何も変わっていない。高齢者がゆとりある生活ができれば若い世代に面倒をかけなくていい。この年になると何も怖い物はありません。チャンスを与えられれば、命をかけます」と力強く語った。
その後、囲み取材に応じ、銀座での演説に「銀座は飲みに来たことしかないです。銀座にしゃべりに来たことない。やりにくい。照れくさいのが勝つから。照れちゃいけないんだろうね」と苦笑い。芸能と選挙活動の違いについて、「選挙はずっとしゃべってなきゃいけないから、慣れるまで大変だと思う。どうしても違うから難しい」と吐露した。
全国行脚も「呼ばれたら全部行きます。18日間ですから、短い期間ですよ。1カ月舞台をやってると思えば(その)半分です」と覚悟を語った。