俳優の東山紀之（５５）が２３日、都内で行われたアマゾンプライムビデオの連続ドラマ「ＧＡＭＥ　ＯＦ　ＳＰＹ」（２４日から独占配信）のプレミア潜入生配信イベントに登場し、共演の小澤征悦（４８）が東山の“超人伝説”を証言した。

　日本の極秘スパイ組織「ＧＯＳ」のメンバーがテロ組織と戦うオリジナル作品。東山はチームリーダーの羽柴猛を無精ひげ姿で演じ、軍隊格闘と忍者道具を融合させたアクションに挑んでいる。

　役作りのため、劇中でバディを組む小澤らとクランクインの数カ月前からボクシングなどのトレーニングを敢行。小澤は「ボクシングでは２分くらいを３ラウンドやるとヘトヘトになるんですけど、横のヒガシさんは汗一つかいてない。それで走って帰りますからね」と、ボスの驚きの体力を明かした。

　約４年前に東山が「地上波ではできない激しいアクションをやりたい」と発案し、企画がスタートした今作。アクション練習中に骨折するなど紆余（うよ）曲折を経て配信までこぎ着け、東山は「アクションは“できる年齢”があると思うので、それを打ち破りたい思いが強かった」と感慨深げだった。

　なお、共演者でスパイに向いている人には松平健（６８）を挙げ、「物静かにたたずんでいる。ゴルゴ１３です」と笑わせていた。