靴制作休止宣言の花田優一「業界は衰退の一途」「飽き性なんで」
靴職人でタレントの花田優一(26)が26日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演し、靴制作の休止について自ら説明した。花田は今月21日に更新したブログで、22年いっぱいで靴制作を「一度、休止させていただくことに致しました」と報告していた。
花田は「辞めるとかいうわけじゃなくて、靴職人は続けていくんですが」と職人引退は否定。「一度受注を止めて、勉強したり研究したりとか、自分の人生の土台をもうちょっと盤石にするために新しいビジネスに挑戦したりとかそういう時間に費やそうかな」と説明した。
タレント・鈴木紗理奈の「靴職人をやり続けていったら盤石になっていくわけちゃうん?」という質問には「結局、この業界自体も衰退の一途で、ただ単に靴を作り続けているだけだと、あと数年後には絶滅しちゃうぐらいの次元だと思ってる」と靴業界の厳しい現実を語った。花田自身の顧客は経営者から新卒の会社員までさまざま。1足20万円以上はするという。
MCの爆笑問題・太田光が「靴職人を辞めるわけじゃない?」とあらためて確認すると、花田は「辞めるわけじゃないです」ときっぱり。「オリジナリティーを広げていったりとか」とあくまで職人として幅を広げるための休止と強調した。
歌手活動などを行っていたこともあり、紗理奈が「何がやりたい?何が一番好きなの?」と質問。これには「本職は靴なんですけど、いろんな刺激がある方が。飽き性なんで」と自己分析した。マヂカルラブリー・村上が「まだ、自分を探してる?」とツッコむと、「中田英寿さんみたいなことをやってるわけじゃなくて」苦笑いで“旅人”ではないことを強調した。