高知東生、逮捕の田中聖容疑者は「回復努力に一生懸命だった」
俳優に復帰した高知東生が30日、ツイッターを更新。この日、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された田中聖容疑者について「聖君は回復努力に一生懸命だった」とつぶやいた。
高知は「田中聖君の逮捕、一般の人には理解できない再犯かもしれない。でも聖君は回復努力に一生懸命だった」と訴えた。高知のツイッターによると、田中容疑者は高知らの自助グループに入り、「12ステップにも取り組んでいた。それを伝えることが今の俺にできる唯一のことかなと思いツイートします」と田中容疑者が薬物を断ち切るための努力をしていたことを明かした。
そして「どんな聖君でも俺は大好きだし待ってる」「希望を捨てずに、また一緒にやろうぜ」と呼びかけていた。
高知とともに活動し「ギャンブル依存症問題を考える会」の代表の田中紀子氏もツイッターで「田中聖さんの逮捕について、誹謗中傷が飛び交っていますが、聖さんは一生懸命に回復しようとしていました。自助グループやプログラムに参加して、仲間の私達に会うのが楽しみと言ってくれていました」とつぶやいていた。
高知は16年6月に覚せい剤取締法違反容疑などで逮捕され、同年有罪判決を受けたが、その後は依存症啓発などの活動を積極的に行っている。2月の厚労省のイベントで高知は、田中容疑者へ「認否を含め、正直に語ることが彼の生き直す再スタート」などと話していた。