三山ひろし 華麗なスティックさばき×歌手の二刀流「けん玉刑事」上映も
歌手の三山ひろし(41)が30日、東京・中野サンプラザで、「三山ひろしコンサート2022 歌う門には夢来たる!」を行った。
出身地・高知県の後援を受け、会場ではミニ物産展を開催。開演前に会見した三山は、高知県観光特使として「やっぱりどこに行っても高知の食が一番。ぜひたくさんの方に来ていただきたい」とPRした。
公演では、プロデューサーの発案により和太鼓&ドラムに初挑戦し、石原裕次郎さんの代表曲「嵐を呼ぶ男」をマイクとスティックの二刀流で披露。衣装チェンジ間には師匠・松前ひろ子(72)と共演したオリジナルショートムービー「けん玉刑事」を上映するなど、さまざまな試みと共に新曲「夢追い人」を含む全28曲を歌い上げ、2000人の観客を楽しませた。
5月に新歌舞伎座で時代劇公演をしていた三山は「演じるのが好きなんですよ。演じることによって歌の理解度も深まる」と役者業にも興味。現在は「歌手×けん玉×落語の三刀流です」と話すものの、「ドラムもせっかく始めたので、やるからには色んなことをさらに極めていければ」と、いち表現者としてさらなる高みを見据えた。