ケツメイシ 2年10カ月ぶり有観客ライブ コロナで1年遅れ 1万8000人熱狂

 満員の客席を盛り上げたケツメイシの(左から)大蔵、RYOJI、RYOとDJ KOHNO(中央奥)
 満員の客席を盛り上げたケツメイシの(左から)大蔵、RYOJI、RYOとDJ KOHNO(中央奥)
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 4人組ヒップホップグループ・ケツメイシが3日、さいたまスーパーアリーナで、デビュー20周年記念ツアーの埼玉公演を行った。有観客ライブは2年10カ月ぶりで、2001年のデビューからコロナ禍で1年遅れのメモリアルステージとなった。

 RYO(49)は「おじさんグループだから純烈と間違えるかもしれませんが、ケツメイシです。ここから見える景色も変わりました。お客さんもおじさん、おばさんばかり。共に成長し、時を重ね、こんなにうれしいことはございません」と、ファンと歩んできた道のりに感謝した。

 昨年末はNHK紅白歌合戦に初出場し、この日も歌った「ライフ イズ ビューティフル」を歌唱。大蔵(46)が本番で歌詞を飛ばしたことが、ファンの間で知れ渡っており、「LINE、3ケタ、見たことある?全部、『歌詞飛んだね』って。RYOさんは僕の話で6時間飲んだらしいです。さぞ、おいしいお酒だったんでしょうね」と自虐を爆発させた。

 時季ピッタリのヒット曲「夏の思い出」や、最新アルバム収録曲「走り続けた日々」など21曲を熱唱。ツアー定番のコントも幕末をテーマに繰り広げて、客席の1万8000人を湧かせた。

 2日の同公演では、KDDI(au)の大規模な通信障害の影響を受け、来場者の一部が電子チケットのダウンロードができず、スタッフを増員して対応したが、開演が30分遅延。3日は大きな混乱はなかったが、RYOは「俺は悪くない!!auの電波障害が悪いんだ」と早速ネタにしていた。

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