ＮＨＫ大河ドラマ「鎌倉殿の１３人」で主人公・北条義時（小栗旬）の父・北条時政を演じている歌舞伎俳優・坂東彌十郎が５日、日本テレビ系「踊る！さんま御殿！！」に出演し、妻とのラブラブぶりを語った。

　この日のテーマは「話題の家族が大集合」。彌十郎は息子の坂東新悟とともに出演した。「ちょっと変な我が家のルール」という話題で彌十郎は、出掛ける際には必ず「ビズ」をしていたと明かした。「ビズ」とはほおにキスをするしぐさをするフランス流のあいさつのこと。市川猿翁のヨーロッパ公演に帯同していた彌十郎は現地スタッフのあいさつに影響を受け、帰国してから自身の家庭でもあいさつに「ビズ」を行うようになったという。

　子どもたちが大きくなり「ビズ」はしなくなったが、新悟は「母とはキスを」と暴露した。彌十郎はうつむいていたが、新悟は「やらないと（彌十郎が）機嫌が悪くなっちゃうんで、渋々玄関まで行って」と家族の本音もチラリと明かした。「鎌倉殿」の時政パパを地で行くような家族への愛情にスタジオもほっこりとしていた。