フジテレビ港社長 安倍元総理の銃撃事件に「卑劣な犯行、断じて許すことはできない」

 フジテレビの定例社長会見が8日、東京・台場の同局で行われた新たに社長に就任した港浩一社長が初めて会見を行った。

 この日午前に奈良県内で遊説中だった安倍晋三元総理が銃撃された事件について言及。「決してあってはならないことが起きた。選挙という民主主義の根幹にかかわる場面での卑劣な犯行で、言論を暴力で封じようとする暴挙は断固として許すことはできない。安倍元総理のご回復をお祈りします」などとコメントした。

 同局は午前11時47分にFNNニュース速報でテロップを流し、正午から報道特番を放送している。

 また、10日に予定している参院選特番について「今回は例を見ない特番になっていくと思います。まずは安倍元総理のご無事を祈ること、そしてこの事件が投票行動にどう影響するか、こういうことが起きる世の中になっている日本について考えないといけない。それぞれ報道の記者達が全力で頭をフル回転させて特番を作っていくことになると思う」と話した。

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