小池百合子知事も涙 安倍元総理銃撃で憔悴、鼻すすり「大変ショックを受けている」
東京都の小池百合子知事が8日、都庁で定例会見に臨み、涙を浮かべ、消沈した様子で安倍晋三元総理の銃撃について「大変ショックを受けております」と語った。
小池氏の表情は明らかに憔悴しており、時折鼻をすすることも。目に涙を浮かべ安倍元総理の銃撃のニュースに「大変ショックを受けております」と重苦しい声で語った。
松野官房長官の会見では「容体はまだ不明」となっているが、「とても心配している」とし「どのような理由があってもこのような蛮行は許すことはできません。民主主義への挑戦であります。激しい怒りを表します」と語った。
詳細はわからないが「まずはご無事であるように祈っています」とも語った。
小池知事は「補佐官制度が出来たときに、私を初めて国家安全保障担当補佐官に任命してくれた」「防衛大臣に拝命して務めさせて頂いて」と安倍氏との関係性を語り「官邸機能の強化など安倍総理だからこそできた。そのお手伝いができたのは大変有難く思っていますし、だからこそ無事を祈っております」とも述べた。
昨年の東京五輪・パラリンピック開催でも、安倍氏の働きがあったことから「オリンピックを延期することで官邸でバッハIOC会長と直接連絡を取り合いながら、そのようなことで昨年のオリンピック、パラリンピックにつながる…」とも語り「いずれにしましてもご無事であることを心から祈っております」と語っていた。