岸田首相 涙にじませ「何とか、一命をとりとめて」「卑劣な蛮行、決して許さない」言葉詰まらせ

 岸田文雄首相
ドクターヘリで奈良県橿原市の県立医大病院に到着し、ストレッチャーで搬送される安倍元首相とみられる人物(画面左上)=8日午後0時21分(共同通信社ヘリから)
 安倍元首相の銃撃を受け、首相官邸に戻った岸田首相(左から3人目)=8日午後2時30分
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 安倍晋三元総理大臣の銃撃事件を受け、岸田文雄首相が8日午後、官邸で記者団の取材に応じた。岸田首相は「民主主義の根幹である選挙において、こうした卑劣な蛮行が行われた。決して許すことはできない」と涙をにじませ、語った。

 安倍元首相の容体について、「今現在、深刻な状況にあると聞いております。今、懸命の救急措置が行われています。まずは安倍元総理が、何とか…」と涙で言葉に一瞬つまり、「一命をとりとめていただくよう、心から祈りたい」と語った。

 その後も何度も鼻をすすり、涙をこらえる様子がみられた。

 参院選の選挙期間中での銃撃事件に衝撃は隠せず、「民主主義の根幹を揺るがす…」と言葉に再びつまった。

 この日は参院選の応援演説を山形県内で行ったが、正午すぎ、街頭演説を予定より早く切り上げ、その後の遊説を中止。ヘリコプターで官邸に戻った。

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