安倍晋三元首相が都内の自宅に戻る 昭恵夫人寄り添う 高市氏ら涙の出迎え
3枚
8日に奈良市内で参院選の応援演説中に銃撃され、搬送先の奈良県橿原市内の病院で死去した安倍晋三元首相が9日午後、渋谷区内の自宅に戻った。遺体を乗せた車の助手席には昭恵夫人が乗り、最愛の夫に寄り添った。自宅前では高市早苗自民党政調会長らが出迎えた。高市氏は涙を見せ、手を合わせ、頭を下げた。
自宅周辺には海外メディアを含む報道陣約150人が集まり、警察官らが50人体制で警備を敷いた。通行人も多く集まり、銃弾で命を落とした安倍氏の帰宅を見守った。
安倍氏の遺体を乗せた霊柩車は午前6時ごろに搬送された奈良県立医大病院を出発した。助手席には昭恵夫人が乗っていたという。