橋下氏 安倍元首相への銃弾2発目 SP飛び込み「全否定せず命がけに敬意を」 警護受けた経験で
橋下徹弁護士が11日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演。安倍晋三元首相が銃撃され、警察の警備に対して批判も起こっている中、大阪府知事、大阪市長時代にSP警護を受けた立場からコメントした。
橋下氏は10日の別番組でも、現職時代は異音などがしたらすぐにしゃがむように言われ、日頃から不審を感じたら身構えるようになっていたと説明し、安倍元首相のケースについて「安倍さんも現職総理だったら1発目(の発砲)で、SPも含めてしゃがむということはやってたと思う」「頭をかかえてしゃがむということを徹底していたら、1発目と2発目の間のあの数秒の間に。悔しくてしょうがない」と語っていた。
「ミヤネ屋」でも、「これから警察が検証するということですけど、銃声がしたときはとにかくしゃがめということは、現職時代は言われてました」と述べた。自身では「本人がしゃがむというのはなかなか難しいので、SPがしゃがませる距離感にいるということは感じていた」と振り返った。
ただし、今回のケースは計画や配置の検証は必要だが、「2発目が発射されたときに、そこに警察官が何名か飛び込んでいるんですよ。間に合わなかったんですけど」と指摘。「そこは全否定せずに、命がけでやってくれたという事に敬意を」と述べた。