水道橋博士氏「当選したことに驚き」抱負語る 山本太郎れいわ代表「徹底的にやる」
第26回参院選では11日、全125議席の当選者が確定した。れいわ新選組から比例代表で出馬した、お笑いコンビ「浅草キッド」のメンバーでタレントの水道橋博士氏(59)が知名度も生かし初当選を果たした。
11日未明に当選確実が伝えられ、東京都新宿区の会見場に姿を見せ、「当選したことに驚きはある。れいわの勢力をさらに増していきたい」と抱負。
選挙戦では都市部を中心に街頭演説を繰り返し、知名度も武器に票の掘り起こしに徹してきた。大企業などが批判的な言論を封じようと威圧目的で起こす「スラップ」訴訟の規制や、消費税の廃止も訴えた。
れいわは、重度の障害があり比例代表の「特定枠」で出馬した天畠大輔氏(40)に続き、東京選挙区に挑んだ山本太郎代表(47)も当選。会見した山本氏は、与党が勢いづくとの認識を示し「しんどいが、やりがいがある。引かずに徹底的にやる」と力強く述べた。