ほほえむ安倍元首相とお別れ 突然の銃撃から3日 厳戒態勢の通夜2500人参列
参院選の街頭演説中に銃撃され死去した安倍晋三元首相(享年67)の通夜が11日、東京・港区の増上寺で営まれた。喪主は妻の昭恵さんが務めた。家族葬として近親者のみで執り行うとしていたが、岸田文雄首相ら政界関係者、外国からの要人らが参列し志半ばで旅立った安倍氏に別れを告げた。一般の人も含め2500人が参列した。葬儀・告別式は12日午後1時から同所で執り行われる。後日、東京と地元の山口県でお別れの会を開く。
世界を震撼(しんかん)させた訃報から3日。希代の宰相に別れを告げるべく、多数の関係者が増上寺に参列した。岸田首相をはじめとする政界関係者、米国のイエレン財務長官、ロシアのガルージン駐日大使らも駆けつけた。
安倍氏を乗せた車は午後2時過ぎに、昭恵夫人と共に都内の自宅を出発、3時ごろに増上寺に到着。周辺は厳戒態勢が敷かれた。海外メディアを含め、集まった約200人の報道陣は日比谷通りを挟んだ反対側の歩道に集められ、敷地周辺には多数の警察官、SPが等間隔に配置された。通行人がスマートフォンなどで撮影しようとすると「一般の方の撮影はお控えください!」と警察官がアナウンスするなど、物々しい雰囲気に包まれた。
敷地内の一般献花台に飾られたのは、両手を腰に当て、白いシャツ姿でほほ笑む安倍氏の写真。途切れることなく参列者が訪れ花を手向け、手を合わせた。新宿区在住の70代男性は「(田中)角栄さんといい、キングメーカーの最期ははかないよね」とポツリ。警備態勢の不備にも触れ「アメリカだったら救えたかも」と残念がった。安倍派は一般の人も含め2500人が参列したと発表した。
東京・永田町の自民党本部の記帳台にも多くの人が列をなした。娘と訪れた大田区の50代主婦は「居ても立ってもいられず駆けつけた」。両親と足を運んだ世田谷区の中学2年の男子生徒(13)は、物心がついた時から安倍氏が首相だったといい「安らかに眠ってください」と祈った。
日米関係を基軸とした外交や経済、安全保障政策に力を尽くした安倍氏。その功績をたたえ、政府は従一位と、日本の最高位の勲章に当たる大勲位菊花章頸飾を贈ることを決定。現行憲法下で大勲位菊花章頸飾を受ける首相経験者は吉田茂氏らに続き4人目となる。
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