橋下徹氏、堪えきれず涙、言葉継げず 安倍氏乗せた車が増上寺出発で
8日に銃撃され亡くなった安倍晋三元総理の告別式が12日、東京・増上寺で行われた。増上寺から安倍氏の棺を乗せた車が出発した際、TBS・CBC系「ゴゴスマ~GoGo Smile」に出演していた弁護士の橋下徹氏がその光景を見てスタジオで涙した。
午後2時37分、安倍氏の棺を乗せた車が増上寺を出発。その様子が番組でも中継で報じられた。沿道には大勢の人たちが詰めかけ、手を振る人、声をかける人などさまざなま形で安倍氏との別れを告げていた。
この様子を見て「どんな思いですか」とコメントを求められた橋下氏は、目を潤ませ、しばらく口をきけず、鼻をすすった。
言葉が継げない橋下氏に代わって他のコメンテーターが言葉をつないだが、その後、橋下氏は涙声で「この最期じゃない、絶対に。本当に死を覚悟してやってたのがすごい伝わってきたので」と悔しさをにじませていた。
安倍氏の人柄を聞かれると「ぼくは15歳ぐらい違うし、(安倍氏は最大与党の)自民党の代表で、僕なんか(当時は)弱小野党の代表だけど、対等にと言うか、考えは違うところ沢山あったけど、お互いに国民のために国を強くと話しながら。でもものすごく楽しい。3時間話しても2時間半は笑い。笑いがたえない話をしながら…」と、日本維新の会代表時代を振り返り、最後に「最高のかっこいい大人でした」と話していた。