旧統一教会会見内容「事実に反する」 全国霊感商法対策弁護士連絡会が会見
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世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の霊感商法の訴訟を担当してきた全国霊感商法対策弁護士連絡会が12日、安倍元首相の銃撃殺害事件を受けて、都内で会見を行った。
山上徹也容疑者(41)は、母親が多額の献金をし、苦しい生活を強いられたことで同教会に恨みを抱き、安倍氏が同教会と関係があると思い、犯行に及んだと供述している。
弁連は前日の同教会の会見について「あまりにも事実に反する」とし、現在も被害が続き、直近でも裁判例があることを説明。自民党と同教会は「利用し利用される関係があったと言える」と断じた。紀藤正樹弁護士(61)は「被害者が膨大に積み上がっている中でこの事件が起きている。この事件を表面的に扱ってほしくないのが私の思い」と述べた。