太田光、選挙特番を心配の和田アキ子から「一言もしゃべるな」のタモリ方式勧められる
爆笑問題の太田光が12日深夜に放送されたTBSラジオ「JUNK爆笑問題カーボーイ」で、10日の選挙特番について、和田アキ子から特番では“タモリ方式”を貫けとの助言を受けたことを明かした。
番組冒頭「俺は燃えにくい男なんだけど。おとなしくて燃えにくい。不燃ゴミ」と、10日の選挙特番での自分への評価を自虐的に振り返り、田中裕二の笑いを誘った。
8日に安倍晋三元総理が銃撃され亡くなるというショッキングな出来事があり「今日も安倍さんの告別式で、なんていうか…悲しいというかやっぱり理不尽と思うけどさ」といまだにショックを引きずっている様子。
事件以降、一緒に選挙特番を行う石井亮次アナウンサー、井上貴博アナウンサー、ホラン千秋らが出ずっぱりで安倍氏銃撃のニュースを伝えていたことにも「精神的に大丈夫かな」と心配していたことも明かした。
太田自身ももちろん動揺はあり、選挙当日も心が落ち着かなかったようで、TBS系「サンデージャポン」でも、なかなか冷静では居られなかったという。
そして「サンジャポ」が終わった後、いつも通り「アッコにおまかせ」に出演する和田アキ子にあいさつをしにいったところ、「(和田は)事件以降、俺のことが心配でしょうがなかったらしく『太田、ええか?今日は一言もしゃべるな』と」とまさかのアドバイスをしてくれたという。
太田は「本当に俺のことを心配してくれていて、声も優しいんだよ」と和田の本気の心配ぶりは十分に伝わったというが、和田はとにかく「何も言わんでええ」「一言もしゃべるな」「タモちゃんがやったみたいでええんや。タモちゃんも一言もしゃべらなかったやろ?」と、3月のテレビ朝日系「タモリステーション」でウクライナでの戦争をテーマにした際に1時間以上沈黙を守ったことに触れ、太田にも同様の手法をとるように勧めたという。
太田は助言に感謝しながらも「そういうわけにも…」と答えると、和田は「大丈夫。安住に全部任せれば」と安住純一郎アナの名前を挙げたが、太田は「安住は出ないんです」と説明。和田は「出ないの?誰が出るの?」と慌てていたといい、太田は「本当に心配してくれて」と感謝していた。