GLAY ファンに感謝の1000回目記念ライブ 28年の総決算!全23曲熱唱
ロックバンドのGLAYが13日、大阪市の大阪城ホールでデビューから通算1000回目の記念ライブを行った。1994年7月の初ライブから、一度も活動を止めることなくロック界をけん引し続けて打ち立てた金字塔。28年のバンド活動の軌跡をたどるように、代表曲「HOWEVER」、9月21日発売の新曲「クロムノワール」など全23曲を歌い上げ、ファンへの感謝を伝えた。
会場に詰めかけた9000人のファンから届けられた、割れんばかりの温かい拍手。快挙を祝われたTERU(51)は「28年間付き合ってくれて本当にありがとう!」と絶叫した。
本来であれば、今年2月のツアーファイナルで1000回公演の節目を迎えるはずだったが、TAKUROの新型コロナウイルス感染で1月に予定されていた静岡2公演が中止となり、大台達成はお預けに。ファンクラブ発足25周年を記念したスペシャルライブ第3弾「We(ハートマーク)Happy Swing」の大阪公演2日目で“リベンジ”を果たした。
TAKUROは「高校時代からの思いを重ねていった結果、気がつけば1000回になっていたというのが実感。自分たちも感慨深く思っています」と喜びをかみしめた。
GLAYは、リーダー・TAKURO(51)とボーカル・TERU(51)を中心に北海道函館市出身のメンバーで結成され、当時のSHIBUYA ON AIR WESTで初ライブを開催。TAKUROは「『この音楽業界で頑張るぞ、やっていくんだ!』という強い意志が今見ても感じられる、そんなファーストライブ」と懐かしんだ。
終盤には、1000回公演を祝うケーキをメンバーが囲い、ファンをバックに記念撮影。TERUは「記念すべき日に集まっていただいた方の、たくさんの笑顔を見ることができてうれしかった」と感慨をにじませ、TAKUROは「先輩アーティストの方々は2000回、3000回とやっている姿を見ていますので、その偉大な背中をこれからも追っかけてライブ活動を続けていきたい」とさらなる大台を見据えた。