元阪神・鳥谷敬氏 監督は?「やりたくない」 大久保嘉人氏、寺内健とレジェンド対談
阪神、ロッテで活躍し、現パナソニック野球部コーチの鳥谷敬氏(40)が、カンテレの新番組「8SPORTS」(関西ローカル、25日深夜0・25~)の初回収録に、元サッカー日本代表の大久保嘉人氏(40)、飛び込み男子で東京五輪を含め6大会に出場した寺内健(41、ミキハウス)と参加した。
世界に誇るNIPPONのスポーツ、アスリートを通し「心震わす感動」や「行動を起こさせるような衝動」を伝えるリアル・スポーツ番組。今後、世界的に活躍するであろうアーティスト、ミュージシャンにオファーし、構成は様変わりしていく。初回は40代のアラフォーレジェンドの3人が、お互いの印象や現在の生活、アスリートとしての引き際などを語り合った。
番組の後半では、大久保氏から「監督はどうなんですか?」と振られた鳥谷氏が、「やりたくないですね。いまは魅力的な仕事だとは、まだ感じないですね」と即答。「大変な思いをしたいる人たちをたくさん知っているので。やりたい人がやった方がいい。一流になればなるほど、自分を持っているし、バランスを取る作業は難しいです。基本は短気だから、すぐ“あぁ、いいや”ってなっちゃう」と、長く一線で活躍してきたからこそ監督業の難しさを語った。
一方、大久保氏は「いつかはやってみたいですけど、サッカーはライセンスが必要。めっちゃ大変で、早くても5年はかかる」と指導者になるまでに、野球とサッカーでは課程に違いがあると説明。五輪に6度出場し、まだ現役を続ける寺内は「7回目を目指します。若い子たちに言葉で言っても伝わりづらい。現役であるからこそ自分が背中を見せて、お前ら以上に練習しているから、俺は立てているんだよと伝えたい」と、44歳でパリ五輪にチャレンジする意気込みを語った。
他にもファンへの思いや家族、ルーティンや今後の夢など話題は多岐に亘った。
番組は25日の初回放送以降、毎月1回、第4月曜日に放送予定。