杏 国連WFP親善大使就任「ブッダにはなれませんが、自分のできることを」
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女優の杏(36)が14日、都内で、国連WFP親善大使就任発表会に出席した。120を超える国と地域で飢餓撲滅を目指し、活動している国連唯一の食料支援機関。大使初仕事として「最初の1粒もない子がいます」のフレーズが印象的なCMの、ナレーションを担当した。
昨年末にオファーを受けたときはためらった。「ひっ迫した現地の状況とギャップがあり、私がすることで矛盾があるのではと。おいしい物を食べることも大好きですし」と熟考。「母親としては私は子供たちを1番に守らないといけませんし」と素直な親心を吐露しつつ、中学時代の恩師の推挙だったこともあり、受諾したという。「身分、家族をなげうって悟りを開いたブッダにはなれませんが、自分のできることを探していけたら」と抱負を掲げた。