お笑いコンビ・Ｗエンジンのえとう窓口が１４日深夜にテレビ東京で放送された「じっくり聞いタロウ～スター近況マル秘報告～」に登場。極貧だった少年時代のエピソードを明かし、涙ぐむ一幕もあった。

　この日は「実家が貧乏芸人」として、えとうと、アインシュタインの河井ゆずるが登場。えとうは実家に借金があったことから、中学時代から新聞配達をして家計を助けていた。

　だが、借金取りは毎日えとう家にやってきたといい、「父ちゃんは入院中、母ちゃんはパートに行っていて、僕しかいないから『両親いないんです』と。相手も『じゃあまたくるわ』と…」というやり取りが続いていた。

　だがえとうも「さすがに日々来られると申し訳ない」と思いだし、「新聞配りのお金があるから１０００円立て替えますけどこれでいいですか？と渡して」と、自分のバイト代金から少しずつ返金していったという。

　だが毎日払い続け、ついにバイト代も底をついてしまい、年末についに「お金が全くない、すいません」と謝ったところ、借金取りが「今日はいいよ。いつもありがとうな」と言って「メリークリスマスとでっかいケーキをくれたんです…涙が出てきて…」と、涙ぐみながら思い出を振り返った。

　だが河井が「でもそれ、全部えとうさんのお金では…」と指摘。ネプチューンの名倉潤も「お前が積み立てたお金やで」と言ったことから、えとうの涙も引っ込んでいた。