料理愛好家の平野レミが１８日、ＮＨＫ総合で生番組「平野レミの早わざレシピ！『もうすぐ夏休みスペシャル』」に出演した。平野が生放送で大胆な料理を紹介していく人気の料理バラエティー。半年に一度放送され、１３回目の今回は、初のゴールデンタイムでの放送となった。

　新型コロナウイルスの新規感染者が急増している中での放送。番組の冒頭で助手の松田利仁亜（りにあ）アナが「我々のミッションは適切な距離を保ちながら、楽しく料理をお届けすることです」と宣言。スタジオでは平野とゲストの脚本家・三谷幸喜や阿佐ヶ谷姉妹が一緒に料理をする形式だが、移動式のアクリル板で仕切っていた。

　しかし、平野は案の定、暴走。阿佐ヶ谷姉妹がフライパンで料理をしているときに、横からアクリル板を乗り越え、手を伸ばして一緒にかき混ぜたり、アクリル板を後ろに追いやって、火の調節をしたりとやりたい放題。松田アナから「レミさん！ちゃんと距離とってください！アクリルちゃんと挟んで下さい」と怒られ、中山秀征からも「言うことを聞きなさい！」と叱られた。

　それでもお構いなしの平野に対して、阿佐ヶ谷姉妹がアクリル板を持ちながら平野を避けるように移動し、爆笑空間が生まれていた。ツイッターも大喜び。「完全に盾を持った機動隊になってる」「アクリル板がもはやコントの小道具」「レミさんと戦っている、防御しているようにしか見えない」「猛獣か」とツッコミが起きていた。