大阪・関西万博キャラクター 愛称「ミャクミャク」に決定 東京&大阪で開幕千日前イベント
日本国際博覧会協会は2025年大阪・関西万博の開幕千日前となる18日、記念イベント「1000 Days to Go!」を東京スカイツリータウンと大阪市のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で同時開催した。東京では司会の関ジャニ∞・村上信五(40)と新井恵理那(32)、同イベント機運醸成応援団のAぇ!group、岸田文雄首相(64)らが参加し、公式キャラクターの愛称「ミャクミャク」を発表。大阪では万博アンバサダーの男性デュオ・コブクロがライブを行った。
赤い球体が連なる万博のロゴに青色の生き物のようなものが一体になった公式キャラクター。この日初めて“本人”が登場、岸田首相らと初対面した。
岸田首相は愛称ミャクミャクについて「歴史、伝統、文化、世界とのつながりを脈々と引き継ぐ意味が込められている」と説明。「万博のテーマは『命』。『脈』とつながっている。多くの人たちに愛されるキャラクターとして活躍してほしい」と期待すると、ミャクミャクはガッツポーズで応えた。
Aぇ!group・福本大晴(22)はミャクミャクを「ツッコミもできるらしい」と紹介。得意の一発ギャグ「万博~万博~万博ばくばく心拍数!」を披露すると、ミャクミャクはすかさずドツキで反応し、岸田首相も思わず笑顔に。福本は「(ミャクミャクと)漫才コンビを組みたい」とノリノリだ。
スカイツリー点灯式も行われ、万博のシンボルカラーの赤・青・白にライトアップ。正門良規(25)は「こういう歴史的瞬間に携われて光栄。全国のみんなで盛り上げたい」と意気込み、ミャクミャク、首相らとグータッチで団結を誓った。
この日のイベントは岸田首相の登壇により、報道陣や関係者には荷物検査と金属探知機を使用してのボディーチェックが厳重に行われた。ステージの上手と下手にはSPたちが目を光らせ、厳戒態勢の中で開催された。