「鎌倉殿」次回ついに梶原景時を暗黒追放 火種はまさかの男 実衣を怪しい目で誘惑する琵琶の先生

 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は次回24日に、第28回「名刀の主」が放送される。源頼朝(大泉洋)の急死で、御家人たちの権力闘争が勃発し、二代鎌倉殿に就いた源頼家(金子大地)との対立も起こる。大荒れの中で、公式サイトの次回予告では「梶原景時の変」のメーンテロップで、暗黒闘争の最初の事変が発生することを伝えている。

 梶原景時(中村獅童)は、石橋山で敵将だった頼朝を見逃して命を救い、源氏方についてからは寡黙に汚れ仕事を担い、上総広常(佐藤浩市)暗殺時には苦悩を極めたことも。ほかの御家人たちには景時を嫌う者が多く、反感がたまりにたまった状況にある。

 一方でネット上では、景時の乱を前に、前回の第27回で、奇妙な登場をした男に注目する投稿も相次いでいる。北条義時(小栗旬)の妹で、阿野全成(新納慎也)の妻実衣(宮澤エマ)に琵琶を教える先生として登場した結城朝光(高橋侃)。頼朝が烏帽子親で、景時失脚の原因となったとも伝わる。

 第27回ではウグイスが意味深な鳴き声をあげる広間で、朝光は実衣に「琵琶の名手と言えば唐の国の楊貴妃。絶世の美女にこそ琵琶は似合います」と言って、怪しい目つきで見つめて、実衣がうれしそうにほほえみ返した。

 ネット上では「なんで…ここから」「あのふたりきっかけで梶原殿は追い込まれてしまう」「結城朝光をいきなり阿波局と直接絡ませるって…ああなんて露骨な景時弾劾フラグ」「まさかの景時追放への伏線だと気づいて震撼」「景時失脚の原因」と反応する投稿が相次ぎ、景時の変がどう描かれるのか注目が集まっている。

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