木下博勝医師「なぜ診ない」詰め寄られ怒鳴られる事態を告白「やめて頂きたい」
女子プロレスラー、ジャガー横田の夫で、さいたま新都心ジャガークリニック院長の木下博勝医師が21日、インスタグラムを更新。新型コロナウイルスの新規感染者が激増する中で、一部の外来患者から「なぜ診ない」と詰め寄られたり、怒鳴られたりする事態が起きていることをつづった。
「RCR陽性者が激増して、ジャガークリニックは、毎日怒られてばかりです。頑張れば頑張るほど、人から非難されるものだと痛感しております」と苦しい思いを吐露した木下医師。「スタッフも全力で頑張ってくれていて、頭が下がります。どうか、予約の電話が繋がらないとか、結果連絡が遅いとか、本当に検査しているのか、等々、やめて頂きたいです」と要望。「先月よりも体制を強化していますし、これ以上は当院でのキャパシティーでは難しいです。本日も、休み時間も返上して、検査に当たります」と理解を求めた。
さらに「スタッフに怒鳴る方、気持ちも分からなくは有りませんが、やめて頂くようお願いします。発熱者は院内での診察が出来ない旨も、HPやクリニックの玄関に掲示しているにも関わらず、他の患者さんへの感染対策で行っている事ですが、構わず院内に入って、何故診ないと詰め寄らないで下さい」と懇願。「院長として、スタッフが、かわいそうで。ボヤいてすみません」とこぼした。
コロナの新規感染者は20日、全国で過去最多の約15万2500人が確認されている。